実力派の若手女優の1人として知られている趣里さんについて、いろんな話題をお届けしていきたいと思います。
趣里さんといえば、両親がそれぞれ有名人という2世芸能人であり、本人は本人で大活躍しているという、すばらしい存在。
そんな趣里さんのプロフィールとは、いったい、どういうものだったのでしょうか。
これからじっくり、見てまいりましょう。
また、趣里さんがこれまでに出演してきたドラマや、演じてきた役柄も、人気順にその一覧をチェックしていきたいと思います。
趣里さんの演技力についても、確認していくことにしますので、ご覧ください。
1.趣里(しゅり)の女優経歴
趣里さんは、1990年9月21日、東京都の出身で、2021年1月現在の年齢は、30歳となっています。
父親は水谷豊さん、母親は伊藤蘭さんと、それぞれ誰もが知っている芸能人なのでした。
そんな趣里さんは、わずか4歳のとき、井上バレエ団に所属してクラシックバレエに打ち込み始めます。
もともとはバレリーナを志望していて、15歳のとき、イギリスのバレエ学校に留学することに。
もっとも、趣里さんは、運悪く、脚の故障に悩まされてしまって、日本へと戻ることになりました。
以後、高等学校卒業程度認定試験によって高校卒業資格を得た後、大学に進学して、バレリーナをめざしましたが、結局、あきらめることになったのです。
こうしてバレリーナを断念した趣里さんでしたが、次第に演技に興味を持つようになって、2011年、ドラマ『3年B組金八先生ファイナル~「最後の贈る言葉」4時間SP』に出演したことによって、女優としてデビューをはたしたのでした。
以降、趣里さんは、女優としての活動に専念するために、大学は中退することに。
そして渡米して、ステラ・アドラースタジオ・オブ・アクティングに通って、演技指導を受け、女優としての技術を学んでいったのです。
趣里さんは、以後、劇団オーストラ・マコンドー、舞プロモーションに所属して、フリーになった後、トップコートに所属して、現在に至っていました。
女優として趣里さんが注目されるようになったキッカケは、2016年に出演したNHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』で、2017年には、『過ちスクランブル』にて、連ドラ初主演を実現。
そして2018年には、主演した映画『生きてるだけで、愛。』が高い評価を受け、日本アカデミー賞新人俳優賞、高崎映画祭最優秀主演女優賞、おおさかシネマフェスティバル2019主演女優賞を受賞したのです。
これまでに趣里さんが出演してきた作品は、映画が、『彼女の人生は間違いじゃない』、『過ちスクランブル』、『勝手にふるえてろ』など。
ドラマが、『リバース』、『トットちゃん!』、『ブラックペアン』、『絶対零度~未然犯罪潜入捜査~』、『私の家政夫ナギサさん』などとなっていました。
今後も、趣里さんのさらなる活躍が楽しみですね。
2.趣里の出演ドラマの人気順一覧
このように活躍していた趣里さんですが、出演してきたドラマについて振り返っていきましょう。
最初は、人気順で見た出演ドラマです。
まずは、『リバース』。
湊かなえさん原作、藤原竜也さん主演の、いわゆる「イヤミス」なサスペンスでした。
続いては、NHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』。
高畑充希さん主演の朝ドラで、出版社を起業する女性を描いた作品でした。
そして、『3年B組金八先生ファイナル~「最後の贈る言葉」4時間SP』。
武田鉄矢さん主演の日本一有名な学園ドラマの記念すべき最終作でした。
ご覧のとおり、趣里さんの出演作は、いずれも印象深い作品ばかりとなっています。
3.趣里の役名の人気順一覧
続いては、人気順で見た出演ドラマにおける役柄です。
まずは、NHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』の藤ヶ谷寿美子役。
主人公が設立した出版社の社員でした。
続いては、『リバース』の村井香織役。
尋常ではない精神状態の嫁という役どころで、話題をさらうことになりました。
そして、『ブラックペアン』の猫田麻里役。
こちらでは、一転して、冷静な看護師役を演じていました。
これだけ異なった役を演じ分けるとは、趣里さんのただならぬ才能を痛感させられますね。
4.趣里の演技力
さて、趣里さんといえば、女優である以上、演技力も気になりますが、評価はどうなっていたのでしょうか。
とくに評価が高かったのは、『リバース』の村井香織役。
上述のように、エキセントリックな女性役で、それまでのイメージを打破し、話題になりました。
一方、評価がいまいちだったのは、『私の家政夫ナギサさん』の福田唯役。
役自体はふつうの設定だったため、逆に趣里さんの個性が強く出てしまったのではないか、という意見も見られました。
趣里さんは、両親が有名人だけに、女優としての重圧もそうとうなものだと思われます。
にもかかわらず、ストイックな姿勢でい続けているのは、すばらしいですよね。
きっと、これからも日本の映画やドラマに貢献していってくれることでしょう。