今年の9月でデビュー14年目を迎え、また個人活動にも力を入れているジャニーズの9人組アイドルグループHey! Say! JUMP。
デビュー当時最年少はまだ14歳だったメンバーも今では全員がアラサーの大人のグループになりました。
そんなHey! Say! JUMPにファンがざわつく出来事が起こっているというのです。
それは2020年12月16日発売の8th.アルバム「Fab -Music speaks-」の売り方がひどすぎるというもの。
この記事では、アルバム「Fab〜」の売り方が不評となった理由を考察しています。
さっそく見ていきましょう。
目次
Hey! Say! JUMPのアルバムFabに有名アーティスト陣が楽曲書き下ろし
1997年にデビューしたHey! Say! JUMP。メンバー脱退などのハプニングを乗り越え、今年てデビュー14年目を迎えました。
メンバー個々の個人活動もめざましく、ドラマや映画、バラエティー、舞台にと活躍し続けています。
そんなHey! Say! JUMPが8作目となるオリジナルアルバムをリリースすることが発表されました。発売日は2020年12月16日。
アルバムのタイトルは「Fab! -Music speaks.-」
音楽×童話がコンセプトで音楽とおとぎ話を融合させ、Hey! Say! JUMPが作り出すFantasyとFabulousな世界が詰め込まれたアルバムとのこと。
今回のアルバムはかなりの力のいれようで、楽曲提供をしたアーティスト陣がとにかく豪華なんです。
- 赤ずきん×アヴちゃん(女王蜂)
- アラビアンナイト×Ayase
- 白雪姫×清水翔太
- オオカミ少年×岡崎体育
- ヘンゼルとグレーテル×まふまふ
- ピーターパン×橋口洋平(wacci)
このように童話のイメージに合わせた楽曲を豪華アーティスト陣が書き下ろしています。
また専用特設サイトやyoutubeアカウントを開設、また真っ赤なフードを深くかぶりマスクで完全に顔を隠したまま狼青年という楽曲をyoutubeに投稿しています。
女王蜂アヴちゃんが作詞作曲を手掛け、東京ゲゲゲイのMARIE氏が振付。素顔を明かさないというプロモーションにあれは一体誰だ?と話題となりました。
HeySayJUMPのアルバムFabの売り方にファンから不満が続出
新アルバムの発売が発表された後、引き続きアルバムの詳細も発表されたのですが、その内容にファンから驚きと不満の声があがることになりました。それは、アルバムの特典についてです。
アルバムの形態は初回盤Aと初回盤B、そして通常盤の3形態で、これは他のジャニーズアーティストとほぼ同じ。
初回盤にはMVやMVの撮影風景などのドキュメンタリー映像が特典として付いてくるのもほぼ同じ。
問題は通常盤の特典です。
通常盤には特製ポスターとスペシャル生配信イベントの視聴券が付いているのですが、この配信イベントを観るために同じCDを複数購入しないといけないというのです。
イベントはパート1とパート2になぜか分かれており、1枚のCD購入ではどちらか1方しか観ることができません。
そのためパート1、パート2の両方を観るために通常盤の同じCDを複数枚購入しなければいけないのです。
これにファンたちが、同じCDを何枚も買わせるやり方はいかがなものかと不満をあらわにしました。
そもそもHey! Say! JUMPの人気にかげりの理由を考察
Hey! Say! JUMPの人気の変動を思い返すと、ジャニーズの定番ワールドカップバレーのスぺシャルサポーターとして華々しくデビュー。
その後も順調に活動を続けますが、数年後低迷期に入ります。
ドームクラスの会場では客席が埋まらず人気ジュニアを大勢バックダンサーとして起用したり、アリーナに客を入れないなど、ジャニーズファンの間で語り継がれる事態に。
しかし2015年頃から、今までソロパートすら与えられていなかった伊野尾慧君に注目が集まり始めます。
女の子のようにかわいい顔に独特なゆるい雰囲気、顔に似合わない毒舌、そして明治大学理工学部建築学科卒の理系。
さまざまな要素が合わさり伊野尾君の人気はうなぎ登りとなり、伊野尾革命などと称されました。
それに比例するかのようにHey! Say! JUMPの人気と注目度も爆上がり。
これは間違いなくブレイクすると誰もが思ったことでしょう。
しかしブレイクをすることはありませんでした。
伊野尾革命当時が30万枚を軽く超えていたシングルCD売上も最新曲Your Songでは20万枚程度と下降線をたどっています。
その理由のひとつは、なんといってもメンバーの熱愛報道の多さが考えられるでしょう。
革命を起こした伊野尾慧自身もアナウンサーとの二股疑惑にセクシー女優明日花キララさんとの海外密会まですっぱ抜かれる大失態。
高木雄也君は某シンガーソングライターと匂わせ投稿疑惑、有岡大貴君は女優松岡茉優さんと熱愛報道、中島裕翔君の女優吉田羊さんとの7連泊お泊り報道、そして極め付けがエース山田涼介君と雑誌モデルとの熱愛報道です。
熱愛報道が多発した時、ファンの多くは「山田涼介に熱愛報道が出たら終わり」そう口々に言っていました。
それが現実となってしまったのです。
ほんの2~3年の間にこれほどの報道が出たグループは珍しいのではないでしょうか。
特にプロ意識のかたまりだと全幅の信頼を置いていた山田涼介君の熱愛にはファンたちはかなりこたえたようです。
しかも相手女性のSNSからお揃いの指輪などの匂わせが発覚。
山田君も疑惑の指輪を付けたままライブなどに挑んでいたようで、完全にファンを的に回した形となってしまいました。
それと同時にKing & Prince、そしてSnow ManやSixTONESなど勢いのある新星のデビューによってファンが流れてしまったと思われます。
人気に陰りというよりは、自ら招いた失墜といった印象ですね。
HeySayJUMPに甘いジャニーズ事務所
CDの売り方に不満が出ているHey! Say! JUMPですが、そこはジャニーズ事務所、他のアーティストと比べればかなり良心的だと言えます。
学生のファンが多いことから無理をさせるべきではないとの先代ジャニー喜多川社長の想いから、ライブなどの料金設定はかなり低め。
特典もクリアファイルやデータシートなどのシンプルなものが多く、形態も3種程度が一般的となっています。
KPOP勢や韓国事務所主導のオーディション番組出身グループなどは特典形態がかなり派手です。
生電話抽選チケットやイベント抽選チケット、そして数十種類の形態数など特典を得るためにかなりの枚数を購入する必要があります。
BTSなどはイベント抽選を10回以上繰り返し、落選したファンがさらに追加でCDを購入するよう誘導しています。
また最近人気のNiziUはファンが何度読んでも理解できないほどの特典の種類と抽選を行い、特典コンプリートのためには数十枚では足りない枚数を購入しなければいけないようです。
アーティストを応援=支援したいと思っているファンは一定数います。
そんな尊いファンの足元を見るような戦略、それを分かっての購買行動・・・。
こうした図式がある意味アイドル業界を支えているのも事実かもしれません。
このような情勢を考えると、Hey! Say! JUMPの特典もかわいいものだといえるんじゃないでしょうか。
特典の付けたかにファンから不満の声が上がったHey! Say! JUMPですが、そのCDの内容にはとても期待できます。
豪華アーティスト陣が多数参加した新アルバムがどのようなものなのか、今から楽しみですね。