田中樹君はジャニーズの6人組男性アイドルグループ「SixTONES」のメンバーです。
担当はラップ。
2020年1月にSnow Manとジャニーズ史上初二組同時デビューを果たし、年末の紅白歌合戦への出場も決めたのが彼の所属するSixTONES。
そんな樹君にラップのリリックパクリ疑惑が浮上しファンをざわつかせたというのです。
一体どのような疑惑だったのか見ていきましょう。
目次
田中樹(SixTONES)とは
SixTONESは今年1月に念願のCDデビューを果たしたジャニーズ事務所の6人組グループ。
長らく切磋琢磨してきたSnow Manとジャニーズ事務所初の同時デビューでした。この二組はスノストの愛称で呼ばれ、二組どちらとも好きだというファンも多くいるグループです。
SixTONESはジャニーズの中でもアーティスト路線が強いグループで、デビュー曲はXJAPANのYOSHIKIさんが書き下ろしたことでも有名。
ジェシー君と京本大我君のボーカル組がメロディーラインを引っ張っていますが、田中樹君は骨太のラップを担当しているメンバーです。
自身でリリック、ラップ詞を書くことも多く、ラジオでリリック制作のコーナーを持ったこともあります。
田中樹がパクった曲名とアーティストは誰なのか
田中樹君がパクったと言われていた曲のタイトルや歌詞と誰の曲だったのか調べました。
曲名は『TurnUP feat.T-PABLOW、SKY-HI』、アーティストはKEN THE 390という方です。
しかし騒動の発端となるツイートをしたのは、今年2020年12月いっぱいで解散を発表している男女混合ユニットAAAの日高光啓さんでした。
どういうことかというと、日高光啓さんはSKY-HIという名前で活動するラッパーだったのです。
2020年11月26日に、日高光啓さんは自身のSNSで突如「とあるアイドルに自身のリリックをパクられた」と暴露しました。
「アイドルの子が俺のリリックパクってライブしてるのは見た事あるけど、普通に連絡くれりゃいいのにな、とは思う。無断でやらんでも笑。」
「使うんなら使うで連絡して!あとクレジットかシャウトアウトで俺の名前入れて!!まるで自分の歌詞みたいに歌うやん!!!とは思う笑」
文章的には柔らかく書いているのかもしれませんが、受け取る印象はけっこう辛辣な感じを受けます。
実は田中樹君は以前、自身が作ったリリックだとしてライブで披露した曲が盗作ではないのかと相手のファンから指摘されたことがあり、SixTONESのファンは、もしや今回も樹君なのではないかと心配したのです。
本人的には「自分が作った」とは言っていないと語っていますが・・・?
田中樹がパクった歌詞は?
田中樹君がパクったと言われていた歌詞はどんなものだったんでしょうか?
調べたところ、上で紹介しましたKEN THE 390の『TurnUP feat.T-PABLOW、SKY-HI』の中に、
頭カラのマダファカ等がそこらで鼻高々バカバカしい話 Wanna be free?? Wanna be me??
という部分があるのですが、田中樹君はこの部分を取り入れて自身のライブで下のように歌ったのでした。
頭空(カラ)のマザファカ等がハナから鼻高々バカバカしい Wanna be AB
これは作った日高光啓さんでなくてもモチーフにしたのは分かりますね。
田中樹の兄田中聖「外野がうるせー」「マスゴミ」
日高さんがアイドルからパクられたと暴露したとはいえ、そのアイドルの名前は明かしていませんでした。
そのため、SixTONESのファンは樹君がそんなことをするわけないと擁護し、さらにはそのようなことをツイートした日高さんのことを非難する人もいたのです。
ですが、相手のアイドルを名指ししていない以上、あくまで予想や噂の域。その時点ではそのアイドルが田中樹君であることははっきりとは分かっていませんでした。
しかしここから様子が一変します。
この一件に対し、元KAT-TUNの田中聖さんが参戦してきたのです。
参戦と言っても弟の味方になって相手と戦ったのではなく、公にコメントを出したということですが。
念のために確認しておくと、SixTONESの田中樹君と元KAT-TUNの田中聖さんは実の兄弟。
田中家は男5人兄弟で、聖さんは次男、樹君は四男という関係性です。
そんな聖さんが、自身のyoutubeで弟と友人のアーティストが揉めていると発言しました。
さらに「外野がうるせー。外野が事を大きくしている」、このことを報じた一部ネットメディアに対し、「本当マスコミうるさい。くだらないことに尾ひれはひれ。本当にマスゴミ」と批判を繰り広げたのです。
このことについてツイートするファンへ自ら直接リアクションを取りにいき、ファンをも批判することも。
日高さんは名前を明かしていなかったにも関わらず、聖さんがこのような行動をとったことで、SixTONESのファンはやっぱり樹君のことだったんだと確信する結果に。
かわいい弟を守りたい兄の行動が、結果的に弟にパクリ疑惑騒動があったことを認めることとなってしまったのです。
田中樹と和解したと相手がSNSで報告
騒動の3日後、日高さんが自身のSNSで相手のアイドルと和解したことを報告。
- 本当に好きでやってしまったことだった
- 当時はサンプリングとパクリの違いが分かっていなかった
- 自作という発言は本人は意図していなかった
などの説明を受けたそうで、著作権侵害や知的財産の軽視について話をしたとのこと。
今後は訴訟や抗議はしないと決めたとの結論に達したと報告。
訴訟や抗議はしないという言葉にSixTONESのファンは胸をなで下ろす結果となりました。
相手が大人で良かったですね。
今年デビューを果たしたSixTONESのメンバー田中樹さんにパクリ疑惑が発覚。
相手と和解したのは良かったですが、ラップ担当として、サンプリングとパクリの違いを理解していなかったという説明をしたのはちょっと考えられないですね。
サンプリングというのはあくまで音源を使うもので、歌詞を引用して歌うのとは違います。
今後はこのようなことがないように気を付けてほしいですね。