映画『人数の町』が、2020年9月4日に公開される予定となっています。
一見、このタイトルだけでは、どういうお話なのか、よく分からないのではないかと思います。
ところが、映画『人数の町』とは、およそ想像を超えるような世界を描いたディストピアものだったのでした。
そこで、この記事ではさっそく、そんな映画『人数の町』について、ご紹介してまいりたいと思います。
映画『人数の町』とは、どのような、あらすじ、ネタバレになっていたのでしょうか。
ここでは、映画『人数の町』のキャストの顔ぶれや、監督の荒木伸二さんの経歴についても、探ってみました。
それではさっそく、ご覧ください。
1.映画『人数の町』のキャスト
映画『人数の町』で、主人公の蒼山哲也役を演じるのは中村倫也さんです。
そしてヒロインの木村紅子役を演じるのは石橋静河さんでした。
中村倫也さんは、1986年12月24日、東京都の出身で、2020年8月現在の年齢は、33歳となっています。
これまでに出演してきた映画には、『孤狼の血』、『日本で一番悪い奴ら』、『長いお別れ』、『台風家族』、『屍人荘の殺人』、『水曜日が消えた』などがありました。
石橋静河さんは、1994年7月8日、東京都の出身で、2020年8月現在の年齢は、26歳となっています。
これまでに出演してきた映画には、『PARKS パークス』、『泣き虫しょったんの奇跡』、『生きてるだけで、愛。』、『21世紀の女の子』、『いちごの唄』、『楽園』などがありました。
ほかのキャストは、末永緑役は立花恵理さん、ポール役は山中聡さん。
さらに、まだその役どころが分かっていないキャストでは、橋野純平さん、植村宏司さん、菅野莉央さん、松浦祐也さん、草野イニさん、川村紗也さん、柳英里紗さんがいました。
中村倫也さんは、2020年に公開された映画では、『水曜日が消えた』が話題になりましたから、映画『人数の町』にも期待していきたいですね。
2.映画『人数の町』の荒木伸二監督の経歴
映画『人数の町』でメガホンを取ったのは、荒木伸二監督でした。
この荒木伸二監督とは、どのような経歴の人物だったのでしょうか。
荒木伸二監督は、東京大学教養学部表象文化論科卒業。
もともとの職業は映画監督ではなく、CMプランナー、クリエイティブディレクターでした。
制作してきたCMやMVは実に多く、荒木伸二監督は、その後、脚本家として活躍。
これまで、受賞歴は、テレビ朝日21世紀シナリオ大賞優秀賞、シナリオS1グランプリ奨励賞、伊参映画祭シナリオ大賞スタッフ賞、MBSラジオドラマ大賞優秀賞など、実に多数となっています。
そして、映画『人数の町』の脚本では、木下グループ新人監督賞の準グランプリを受賞しました。
実は、映画監督としては、映画『人数の町』が本格デビューだといいますから、いっそう、関心は尽きそうにありませんね。
ぜひ、映画『人数の町』における荒木伸二監督の成功を祈りましょう。
3.映画『人数の町』のあらすじやネタバレ
主人公の蒼山哲也は、借金に苦しめられている男。
そんななか、蒼山哲也は、ひげを生やした謎の男から、不思議な話を持ち掛けられました。
ある町の住人となれば、まともに生活することができるという内容のものです。
蒼山哲也は、これに乗って、さっそく、町で暮らすことにしました。
ところが、町は、住人たちはデュードと呼ばれ、パーカーを着て、番号をつけられているという、異様なところだったのです。
そして蒼山哲也の首にはチップのようなものが埋め込まれ、町の住人となることに。
町の住人は、衣食住は保証され、性的な欲求もいくらでも叶えられるという、楽園のような生活を送っていました。
そんななか、蒼山哲也の目の前に、妹を探すために町にやって来た木村紅子が現れます。
やがて蒼山哲也は、町にいったん足を踏み入れたら、もう離れることはできなくなるという、怖い事実を知るのでした。
このような映画『人数の町』のネタバレはまだ分かっていませんが、あまりにも未知の世界観だけに、早く知りたいものですね。
4.映画『人数の町』の感想と評価
映画『人数の町』は、まだ全容が明らかにされてはいないものの、とても斬新な内容になっていたみたいですね。
理想郷に見える町が監視社会でもあったとは、恐ろしい限り。
エンターテインメントとしてのみならず、問題提起としても圧巻でしょう。
荒木伸二監督の脚本は、木下グループ新人監督賞の準グランプリを受賞しているくらいですから、内容もそうとうハイレベルだと思われます。
一日も早く、公開日になって、劇場に行ってみたいものですね。
荒木伸二監督にとっては、これが本格デビュー作だという、映画『人数の町』。
しかし、とてもそうは思えないような、圧倒させられるスケールになっていました。
映画『人数の町』がどのようなラストを迎えることになるのか、実に楽しみです。