歌手、作曲家、俳優など、多岐にわたって活動を展開している、宇崎竜童さん。
そして、その嫁で、作詞家、女優、作家など、やはりマルチな活動で知られている、阿木耀子さん。
今回は、そんな宇崎竜童さんと阿木耀子さんについて、取り上げていきたいと思います。
宇崎竜童さんと阿木耀子さんとは、これまでにどのような活躍をしていたのでしょうか。
そこで、宇崎竜童さんと阿木耀子さんの馴れ初めは、どのようなものだったのか、確認していきましょう。
また、阿木耀子さんの作詞した代表曲、出演してきた映画、ドラマについても、見てまいりたいと思います。
1.宇崎竜童のプロフィール
宇崎竜童さんは、1946年2月23日、京都府の出身で、2020年11月現在の年齢は、74歳となっています。
明治大学法学部を卒業した宇崎竜童さんは、内田洋行に入社したものの、もともと音楽に関心があったこともあり、すぐに退社。
やがて宇崎竜童さんは、ジュリーとバロンのシングル「ブルー・ロンサム・ドリーム」を担当して作曲家デビューしました。
その後、宇崎竜童さんは、1973年に、ダウン・タウン・ブギウギ・バンドを結成して、シングル「知らず知らずのうちに」のリリースによって、ミュージシャンとしてもメジャーデビューをはたします。
やがて、ダウン・タウン・ブギウギ・バンドは、1974年に「スモーキン・ブギ」でブレイクし、「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」が大ヒットを遂げたのでした。
矢沢永吉さんのキャロルとのライバル関係でも、ダウン・タウン・ブギウギ・バンドは、話題をさらっていくようになります。
一方で、宇崎竜童さんは、作曲家として、山口百恵さんに、「プレイバックPart2」、「イミテーション・ゴールド」といった名曲を提供して、成功していきました。
音楽活動では、1980年に、ダウン・タウン・ブギウギ・バンドの名称をダウン・タウン・ファイティング・ブギウギ・バンドに改めたものの、解散。
1993年には、宇崎竜童 & RUコネクション with 井上堯之を結成し、その後、ソロに転向して、現在に至っています。
さらに、宇崎竜童さんは、俳優としても、1975年、映画『港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ』に出演し、デビュー。
1979年には、『阿修羅のごとく』に出演して、ドラマデビューもします。
ほか、映画では、『曽根崎心中』、『TATTOO<刺青>あり』、『罪の声』など。
ドラマでは、NHK大河ドラマ『北条時宗』、『99.9 –刑事専門弁護士–』、『ドクターX~外科医・大門未知子~』などに出演しました。
2.阿木耀子のプロフィール
阿木耀子さんは、1945年5月1日、長野県の出身で、2020年11月現在の年齢は、75歳となっています。
明治大学文学部卒業後、阿木燿子さんは、作詞家としてデビュー。
くわしくは後述しますが、数々の名曲の作詞を担当していきました。
ジュリーとバロン、ダウン・タウン・ブギウギ・バンド、山口百恵さんなど、作詞を手掛けたアーティストは、実に多岐にわたっています。
その一方で、阿木燿子さんは、女優としてもデビューを達成。
映画やドラマにも出演し、活躍していったのでした。
さらに阿木燿子さんは、映画『TANNKA 短歌』で、映画監督としてもデビュー。
また、作家としても、『十六夜小夜曲』、『プレイバックPart III』、『まぁーるく生きて 詞の美しさを知っていますか』、『指輪の重さ』、『赤い靴伝説 横浜物語』、『ちょっとだけ堕天使』などを刊行しています。
3.宇崎竜童と阿木耀子の馴れ初め
これだけ才気にあふれていた、宇崎竜童さんと阿木耀子さん。
それでは、そんな宇崎竜童さんと阿木耀子さんの馴れ初めは、どのような感じだったのでしょうか。
宇崎竜童さんと阿木耀子さんは、ともに明治大学の出身です。
この明治大学の軽音楽部にて、2人は出会っていたのでした。
やがて宇崎竜童さんと阿木耀子さんは、1971年に結婚。
2016年には、夫婦そろって、いい夫婦の日 パートナー・オブ・ザ・イヤーを受賞しています。
宇崎竜童さんと阿木耀子さんには、これからもますます仲睦まじく暮らしていってほしいですね。
4.阿木耀子の作詞した代表曲や出演映画ドラマ
これまでに阿木燿子さんは、どういった曲の作詞を担当し、どういった映画やドラマに出演したのでしょうか。
作詞した曲は、ダウン・タウン・ブギウギ・バンドの「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」、山口百恵さんの「プレイバックPart2」、田原俊彦さんの「フェミニスト」、中森明菜さんの「DESIRE –情熱–」、など、往年の名曲が多数ありました。
映画では、『家族ゲーム』、『化身』、『デビルマン』など。
ドラマでは、『女弁護士・朝吹里矢子』などに出演しています。
これだけあらゆるジャンルで才能を発揮していたとは、驚嘆せざるを得ません。
宇崎竜童さんも、阿木燿子さんも、あまりの多才ぶりに、おどろくしかありません。
これで夫婦だというのが、さらにすごいことですよね。
きっと、さらにすばらしい楽曲を世に送り出してくれることでしょう。