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JYパークが嫌われる理由|ツウィへの仕打ちとピのPV内容が原因かを考察

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まだデビューしていなかったにも関わらず、紅白歌合戦の出場も決めてしまうほど若者の注目を集めたNiziU

そんな彼女たちを語るうえで欠かせない人物といえばプロデューサーであるJ.Y. Parkこと、パクジニョン氏です。

実は彼、古参のKPOPファンからはあまり好かれていないと言われているんです。

その理由にせまってみましょう。

JYパークの経歴と人物像

日本ではNiziUのプロデューサーとして知られているため「JYパーク」と呼ばれることが多いですが、本名はパク・ジニョンといいます。

現在49歳で、JYPエンターテイメントの創業者でありプロデューサーですが、実は現役バリバリのシンガーソングライター、アーティストでもるそうですよ。

今でもパフォーマンスや歌声を披露することもあるのだとか。

JYPエンターテイメントはSMエンターテイメント、YGエンターテインメントと並び韓国三大芸能事務所と言われています。

現在は2PMTWICEITZYStray Kidsなどの人気KPOPアーティストを抱えていますが、その昔はピやWonder Girlsなどのベテラン勢も所属していた事務所でもあります。

JYパークさんはK-POPファンから「餅ゴリ」という愛称で呼ばれることが多いのですが、実は彼のパフォーマンスから生まれたもので、大きな声では言えませんが、下ネタ系の愛称とのこと。

日本でのイメージとは少し違うのかもしれませんね。

そんなJYパークさんですが、名物プロデューサーであり、最近では日本でSONYミュージックと手を組んで大型オーディションプロジェクト「Nizi Project」を開催しました。

その様子はテレビ放送され、現在のNiziUメンバーとともに、J.Y. Park自身も注目されることとなりました。

JYパークがNiziUオーディション番組「虹プロジェクト」を開催し日本で大注目

JYパークが日本のSONYミュージックと協力して開催したのが合同オーディション「Nizi Project」、通称虹プロです。

虹プロの様子はテレビ放送され、多くの若者がまるで自分のことのようにオーディションに挑む夢見る女の子たちを応援していました。

韓国ではオーディション番組ブームが訪れていましたが、さまざまな不正が発覚し、オーディション番組に懸念を持たれる結果に。

そのため日本に企画を輸入する形で日本向けのオーディション番組が乱立することとなりました。虹プロもそのひとつといえるでしょう。

虹プロではJYパークさんがのちにNiziUとなるメンバーにかける言葉に注目が集まり、名言としてピックアップされることが多くなりました。

それに伴い、NiziUも「縄跳びダンス」が人気が急上昇し、JYパークさんの独特なキャラも相まってさらに多くの注目を集めることとなったのでした。

JYパークが嫌われる理由

虹プロでは、JYパークさんは名プロデューサーとして、まるで父親のようにNiziUメンバーに接していました。

彼女たちに優しく声をかけアドバイスする姿や、その的確な内容から「JYパークの格言」などとメディアに取り上げられることも多くなっていきます。

しかし、実は古参のK-POPファンはJYパークさんのことが嫌いだというのです。

その理由は2つあるようです。

JYパークによるTWICEツウィへの対応

JYパークさんが嫌われる理由としてまず言われているのは、彼が代表を務めるJYPに所属するTWICEのメンバー・ツウィさんへの対応がダメ過ぎたというもの。

TWICEは誰もが知っている人気ガールズグループのひとつですが、メンバー構成は実にバラエティに富んでいました。

9人いるメンバーのうち5人が韓国人、3人が日本人、1人が台湾人というメンバー構成です。

その中の台湾人メンバーであるツウィさんへの対応が問題視されていたのでした。

ことの発端は2015年。

韓国のバラエティー番組で、自国の旗を振る演出が行われ、3人の日本人メンバーは韓国の国旗と日本の国旗を持ち、ツゥイは韓国の国旗と台湾の国旗を持ちました。

このシーンは配信では放送されましたが、地上波では全カット。

韓国の対応もどうかと思います・・・。

このあたりはとりあえず置いといて、ツウィが台湾の国旗を持ったことが大問題となってしまったのでした。

台湾は中国の一部だと主張する中国側から、ツゥイが中国国旗を持たず台湾国旗を持ったということで大バッシング受ける事態に。

ネットユーザーだけでなく国を挙げてのバッシングへと発展していきました。

TWICEだけでなく、同じJYPに所属している2PMGOT7といったグループの、中国関連スケジュールが軒並みキャンセルされる始末。

weiboではツゥイの名前を検索することもできなくなり、テレビ出演や広告などの大きな仕事も下ろされるという、日本人の感覚では考えられないような出来事が次から次へと起こりました。

中国進出や中国での収益に期待をしていたJYP側は、中国側への謝罪文を発表することに。

それに伴い、ツゥイ自身が謝罪する動画を公開したのでした。

ツウィはノーメイクに髪はボサボサ、質素な黒のタートルネックを着て、カメラの前にたった一人で立ち、まるで中国への忠誠文のような文章を読み上げたのです。

可愛そうですよね。

これを見たファンは大変なショックを受けました。

当時ツゥイはまだ16歳の少女。

未成年を矢面に立たせたJYパークさんにファンは失望したといいます。

その後、台湾側がツゥイを大々的に擁護するなど、国際的な対立にまで発展してしまうのでした。

話が大きくなりすぎて、JYパークさんだけが悪いわけではないかもしれませんが、やはり自分のアーティストを守る動きが見られなかったのはいただけませんね。

かなり時間が経った現在でも、面倒見良さそうに見えてやばくなると見放す人だという印象を持っているK-POPファンが多いと言われています。

JYパークがプロデュースしたピのMVに原爆ドーム

2006年に発表された韓国人歌手ピの「I’m comming」という曲のPVが、原爆を落とされた直後の広島を舞台としたものであったことで炎上したことがありました。

広島の原爆ドームそっくりな建物の前で歌い踊る内容だったのです。

日本国内では、被爆者を冒涜するものだということで大問題に。

被爆者団体の代表も、被爆者の苦しみを揶揄しているかのように感じると不快感を示すコメントを出したこともあります。

このことを知っている古くからのK-POPファンは、ほとんど神格化されている現在のJYパークさんの状況に疑問を感じているのだとか。

文化的には一般の韓国人と日本人は意外と良好な関係だとも言われていますが、根底にある感情はやはり複雑なものがあるのでしょうか。

日本の大手レーベルとタッグを組み、ガールズグループのオーディション番組「虹プロジェクト」で大注目を浴びたJYパーク氏。

お父さんのように親しみ深い印象のある彼の過去を知っているK-POPファンからは、なぜあのように神格化されているのか分からないといった声もあります。

今度は男性グループのオーディションも行うと断言しているようですが、それでさらに疑問を持つ視聴者も増えてしまうのかもしれません。

色々あるようですが、エンターテイメントとして楽しみながら見ていきたいものですね。

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