ピアニストの清塚信也さんといえば、ほかにも、作曲家、編曲家、さらには俳優と、かなり広範囲にわたって活動しているという、とてもマルチな人物でした。
そこで今回は、そんな清塚信也さんについて、いろいろな話題を特集していきたいと思います。
いったい、清塚信也さんの経歴は、どうなっていたのでしょうか。
これまでに清塚信也さんが作曲、編曲を担当してきた作品が気になりますので、こちらを見ていきましょう。
また、清塚信也さんは、俳優でもありますので、俳優として出演してきたドラマや映画にはどういうものがあったのかも、ご紹介してまいります。
それではさっそく、ご覧ください。
1.清塚信也の経歴
清塚信也さんは、1982年11月13日、東京都の出身で、2020年10月現在の年齢は、37歳となっています。
父親は日本人、母親は韓国人という、ハーフでした。
職業は、本業はピアニストながら、さらに、作曲家、編曲家、俳優としても活躍中。
所属事務所はトライストーン・エンタテイメント、所属レーベルはユニバーサルミュージックです。
なお、嫁はおなじく女優として活動している、乙黒えりさん。
清塚信也さんは、1998年に、東京交響楽団と共演したことによって、ピアニストとしてデビュー。
当時、まだ高校生という若さでの、あまりにも鮮烈なデビューとなりました。
その後、清塚信也さんは、2000年に、ショパン国際コンクールin ASIAにおいて、1位になったことで、注目を集めることに。
なお、この回は、記念すべき第1回だったのです。
これ以降も、清塚信也さんの活躍は、実にめざましいものでした。
2004年には、日本イタリア協会イタリアピアノコンコルソボローニャ部門において、金賞を受賞。
2005年には、日本ショパン協会ショパンピアノコンクールで、1位。
2006年には、ザイラー国際ピアノコンクールで、3位。
一方、清塚信也さんは、2007年には、映画『神童』において、ピアノ演奏シーンの吹き替えに挑むなど、それまでとは異なった仕事も手がけていくことに。
そして2010年には、NHK大河ドラマ『龍馬伝』において、主題曲のピアノ演奏も担当します。
さらに2013年には、映画『さよならドビュッシー』に出演したことによって、俳優としてもデビューしました。
なお、清塚信也さんの俳優としての出演作品については、後でくわしくご紹介してまいりますので、ご覧ください。
そして2019年には、日本武道館における公演を実現させます。
これは、日本人男性のクラシックピアニストとしては、史上初となる快挙でした。
そんな清塚信也さんは、プライベートでは、2012年に、乙黒えりさんとゴールイン。
同年に長女が、2015年に次女が生まれています。
今後も、清塚信也さんが公私ともに活躍していくことを祈りましょう。
2.清塚信也の学歴
続いては、清塚信也さんの学歴も確認していきましょう。
清塚信也さんは、大学は桐朋学園大学で、モスクワ音楽院に留学もしていました。
いずれも音楽で有名な学校ですから、納得ですね。
桐朋学園大学からは、指揮者では小澤征爾さん。
作曲家では羽田健太郎さん。
シンガーソングライターではかしわ哲さん。
声楽家では小野弘晴さん。
アナウンサーでは渡辺蘭さん。
タレントでは泰葉さん。
舞踏家では古川あんずさん。
俳優では村山剛さんなどが輩出されていました。
一方、モスクワ音楽院からは、ウラディーミル・アシュケナージさん、ワレリー・アファナシエフさん、エミール・ギレリスさん、ニコライ・ルガンスキーさん、デニス・マツーエフさん、スヴャトスラフ・リヒテルさん、エリソ・ヴィルサラーゼさん、ボリス・ベルマンさんなどが輩出されていました。
3.清塚信也が作曲や編曲をした作品
清塚信也さんは、作曲や編曲をした作品も、大変な数に及んでいます。
ここで、代表的なものを見ていきましょう。
作曲をした作品は、ドラマ『コウノドリ』の「Baby, God Bless You」など。
編曲をした作品は、中島美嘉さんの「SONG FOR A WISH」、大黒摩季さんの「THE ROSE」などでした。
いずれも名曲ですから、ぜひ、視聴してみてはいかがでしょう。
4.清塚信也が俳優として出演したドラマや映画
清塚信也さんは、俳優でもありますから、出演したドラマや映画もチェックしていきましょう。
ドラマは、『コウノドリ』、『逃げるは恥だが役に立つ』、『病室で念仏を唱えないでください』など。
映画は、『さよならドビュッシー』をはじめ、『ポプラの秋』、『罪の余白』、『WE ARE LITTLE ZOMBIES』などがありました。
専業の俳優でないにしては、清塚信也さんの出演作品は、有名なものが多くて、かなりおどろきですね。
こちらも、鑑賞しておきましょう。
とても有名な人物だけでも、ピアニストはたくさんいます。
もっとも、そのなかでも、ここで取り上げた清塚信也さんは、あまりにも多才な人すぎて、ビックリでした。
本業のほうもさることながら、映画やドラマでの活躍にも期待しましょう。