みなさんも、映画館に行ったさい、映画の本編が始まる前に、ユニークなキャラクターが登場するシーンをよく目撃することでしょう。
そう、頭がカメラになったカメラ男に、頭がパトランプになったパトランプ男ですね。
もう見慣れすぎて、あまり意識することもないかもしれませんが、よく考えてみれば、そうとうシュールな光景だといえるのではないでしょうか。
さて、この『NO MORE映画泥棒』のCMなのですが、2020年から、新作がスタートすることに。
非常に楽しみなところですが、それだけに、この『NO MORE映画泥棒』のCMのカメラ男とパトランプ男の中の人、つまり俳優は誰だったのか、調査してみました。
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目次
1.『NO MORE映画泥棒』CM2020とは
そもそも、『NO MORE映画泥棒』のCMとは、いったい、どのようなものだったのでしょうか?
映画館においては、マナーのいい観客が圧倒的に多くを占めているなか、ごく一部ではあるものの、映画を盗撮したり、盗聴したりする観客もいて、映画に多大な被害を及ぼしてきました。
こうしたことを受けて、2007年から映画盗撮防止法が施行されることになって、劇場内における映画の盗撮、盗聴行為がれっきとした犯罪となることに。
そしてこれと同時に、映画盗撮防止キャンペーンがスタートし、PRするために、『NO MORE映画泥棒』のCMが放送されることになったというわけです。
その内容とは、頭がカメラになった、映画を盗撮しているカメラ男を、頭がパトランプになったパトランプ男が逮捕するという寸劇、
そのあまりのシュールさによって、観客に対して絶大な影響を与えることとなりました。
しかし、『NO MORE映画泥棒』のCMは、2007年ら2020年現在にいたるまで、ずっとおなじ内容だったというわけではありませんでした。
2010年には、ダウンロード違法化を受け、第2弾が放送開始。
2012年には、違法ダウンロード刑事罰化を受け、第3弾が放送開始。
そして2014年には、さらに内容が変わった第4弾が放送開始となったのです。
このような『NO MORE映画泥棒』のCMですが、なんと、2020年7月17日から、第5弾が放送されることとなりました。
ダウンロード刑事罰化の浸透が、その背景にあったとのことです。
『NO MORE映画泥棒』のCMによって、より映画の権利と、観客のマナーの向上がめざされるようになればいいですね。
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2.『NO MORE映画泥棒』CM2020のカメラ男
そんな『NO MORE映画泥棒』の2020年の新CMなのですが、何といっても注目なのが、やはりカメラ男とパトランプ男でしょう。
そこで、『NO MORE映画泥棒』のCM第5弾では、カメラ男はどんな役どころになっているのか、確認していきたいと思います。
第4弾で映画の盗撮によって逮捕されてしまった、カメラ男。
その後、刑務所に収監されることになったカメラ男は、贖罪の意識から、ツイッターを使って、映画産業を盛り上げてきたのでした。
こういったことが評価されたカメラ男は、釈放されることになったのです。
ところが、やはり映画が好きすぎて、ふたたび映画の盗撮をしでかしてしまったのでした。
あのCMに、まさかここまで細かい設定があったとは、なんともビックリさせられましたね。
映画の盗撮自体は犯罪で同情できませんが、カメラ男は憎めないキャラクターですから、引き続き、映画の盗撮防止の広告塔として尽力していってほしいものです。
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3.『NO MORE映画泥棒』CM2020のパトランプ男
このように、カメラ男もおもしろかった、『NO MORE映画泥棒』のCM。
一方のパトランプ男はどうなっていたのでしょうか。
こちらもやはり、カメラ男を捕まえるのに活躍していました。
あいかわらず、パトランプ男は、映画を盗撮、盗聴から守るため、働いていたのです。
しかし、またもやカメラ男が犯罪を行ってしまい、パトランプ男は彼を再び追っていくことに。
そしてカメラ男は、実は、刑務所のなかで身体をトレーニングしていて、俊足で逃亡しようとする…という設定なのでした。
本当に、いくら犯罪者とはいえ、カメラ男もおもしろいですが、違法行為に変わりはありませんから、パトランプ男に期待しましょう。
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4.『NO MORE映画泥棒』CM2020の中の人の俳優は誰?
このようなカメラ男、パトランプ男ですが、『NO MORE映画泥棒』のCMで演じている俳優は、判明していたのでしょうか?
パトランプ男は不明でした。
しかし、カメラ男は、こちらも分からないかと思いきや、実は明らかになっていたのですね。
カメラ男役は、藤島巨樹さん。
182センチという高身長で、イケメン。
職業はなんと、ダンサーでした。
ダンサーなら、あの独特の動きにも納得がいくことでしょう。
とはいえ、あのカメラ男の中身がこれだけかっこよかったとは、まったくもって想定外でしたけどね。
毎日、日本中の映画館で放送され続けてきた、『NO MORE映画泥棒』のCM。
もうすっかり慣れた方が多数でしょうが、意外と奥が深かったようです。
もっとも、ただこれを楽しむだけではなく、映画との向き合い方も再確認してみましょう。
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