今回は、人気俳優として活躍しながらも、若くして亡くなった、ヒース・レジャーさんについて、お届けしていきたいと思います。
ヒース・レジャーさんといえば、映画『バットマン』シリーズの映画『ダークナイト』のジョーカー役によって、一世を風靡することになりました。
そこで、ヒース・レジャーさんとは、どのようなプロフィールの持ち主だったのか、確認していきましょう。
ヒース・レジャーさんの俳優キャリアの集大成となった映画『ダークナイト』や、同作で演じたジョーカー役についてもご紹介してまいります。
そして、ヒース・レジャーさんの死因は映画『ダークナイト』でジョーカー役に入り込みすぎたから?といううわさについても、ご覧ください。
目次
1.ヒース・レジャーのプロフィール
ヒース・レジャーさんは、1979年4月4日、オーストラリアの出身です。
母国のオーストラリアで俳優として活動していった、ヒース・レジャーさん。
その後、1999年に、若くして映画『恋のからさわぎ』への出演によって、ハリウッドデビューすることとなりました。
やがて、ヒース・レジャーさんは、2005年に、映画『ブロークバック・マウンテン』によって、当時、26歳にして、アカデミー主演男優賞、英国アカデミー賞主演男優賞、ゴールデングローブ賞主演男優賞にノミネートされたほか、ニューヨーク映画批評家協会賞主演男優賞などを受賞して、注目度が急上昇することに。
ところが、その矢先、ヒース・レジャーさんは、2008年1月22日、28歳で亡くなってしまったのでした。
なお、ヒース・レジャーさんは、没後に、2008年公開の映画『ダークナイト』によって、アカデミー助演男優賞を受賞することになったのです。
ここまで活躍がいちじるしい俳優だっただけに、早すぎる死が誠に悔やまれますね。
ヒース・レジャーさんが出演してきた映画には、ほかにも、『トゥー・ハンズ 銃弾のY字路』、『ケリー・ザ・ギャング』、『キャンディ』、『Dr.パルナサスの鏡』など、多岐にわたった作品が存在していました。
それでは、続いては、そんなヒース・レジャーさんが出演した映画のなかでも、まさに代表作と呼ぶにもっともふさわしいであろう、映画『ダークナイト』について見ていきましょう。
2.映画『ダークナイト』とは
映画『ダークナイト』は、2008年に公開された、クリストファー・ノーラン監督作品。
主人公のブルース・ウェイン/バットマン役を演じたのはクリスチャン・ベールさんです。
ほか、ジョーカー役はヒース・レジャーさん、ハービー・デント/トゥーフェイス役はアーロン・エッカートさん、レイチェル・ドーズ役はマギー・ジレンホールさん、アルフレッド・ペニーワース役はマイケル・ケインさんが演じました。
映画『バットマン』シリーズの第6作で、映画『ダークナイト・トリロジー』シリーズの第2作。
内容は、ブルース・ウェイン/バットマン、ハービー・デント/トゥーフェイス、ジム・ゴードンと、ヴィランのジョーカーをめぐる物語ですが、意外なオチで観客を魅了することとなりました。
3.ヒース・レジャーの映画『ダークナイト』でのジョーカー役
そんな映画『ダークナイト』で、ヒース・レジャーさんが演じた、ジョーカー。
言わずと知れた、映画『バットマン』シリーズのヴィランで、ピエロのメイクが特徴的な、ハリウッドを代表するキャラクターの1人ですね。
過去の映画では、『バットマン』でジャック・ニコルソンさん、『ダークナイト』でヒース・レジャーさん、『スーサイド・スクワッド』でジャレッド・レトさん、『ジョーカー』でホアキン・フェニックスさんが演じてきました。
映画『ジョーカー』のホアキン・フェニックスさんもさることながら、映画『ダークナイト』のヒース・レジャーさんはとくに、映画『バットマン』シリーズのファンからの支持は熱くなっています。
映画『ダークナイト』では、マフィアのボスを殺すなど、あいかわらず派手な暴れ方が話題をさらいました。
4.ヒース・レジャーの死因は映画『ダークナイト』でジョーカーの役に入り込みすぎたからではなかった?
さて、若くして亡くなったヒース・レジャーさんですが、その死因については、映画『ダークナイト』でジョーカー役に入り込みすぎたから?などといううわさも。
実に気になりますが、これは、ヒース・レジャーさんの遺族が否定していました。
死因が薬物中毒だったため、ジョーカー役に入り込みすぎた結果、精神に支障をきたした?と疑われてしまったのだとか。
が、遺族によれば、ヒース・レジャーさんはジョーカー役を楽しんでいたといい、あくまでうわさは違うとのこと。
ともあれ、このようなうわさが出てくること自体、ヒース・レジャーさんの怪演ぶりの証左といえますから、その才能はただごとではなかったと言えるでしょう。
ヒース・レジャーさんが健在だったら、2020年8月現在、41歳。
さぞかし、さらなる名優として名を馳せていたでしょうから、惜しいことですね。
しかし、映画『ダークナイト』をはじめ、彼の足跡は永遠に輝き続けることは間違いありません。