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Dr.パルナサスの鏡でヒースレジャーの代役を途中から演じたジョニーデップ達の役どころ

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ヒース・レジャーさんといえば、映画『バットマン』シリーズのなかでも、とくに人気が高い映画『ダークナイト』で知られています。

おしくも若くして亡くなったヒース・レジャーさんですが、そんな彼の遺作なのが映画『Dr.パルナサスの鏡』。

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そこで、この映画『Dr.パルナサスの鏡』について、見てまいりましょう。

さて、映画『Dr.パルナサスの鏡』といえば、ヒース・レジャーさんが亡くなったことを受け、ジョニー・デップさん、ジュード・ロウさん、コリン・ファレルさんが彼の代役を演じて乗り切ったということでも、話題に。

ということで、映画『Dr.パルナサスの鏡』における彼らの役どころもチェックしていきたいと思います。

1.映画『Dr.パルナサスの鏡』とは

映画『Dr.パルナサスの鏡』は、2009年に公開された、テリー・ギリアム監督作品。

主人公のトニー・シェパード役を演じたのは、ヒース・レジャーさんです。

ただし、すでにご説明しましたように、ヒース・レジャーさんが亡くなった後、ジョニー・デップさん、ジュード・ロウさん、コリン・ファレルさんがその代役を務めました。

テリー・ギリアム監督はヒース・レジャーが亡くなり、トニー役の代役を探していた際、それを知ったトム・クルーズから出演の申し出を受けたらしいです。

ところがギリアム監督はヒース・レジャーを本当に理解している友達に演じて欲しいと断ったとか。

このあたり、興行としてビジネスライクに仕事しているのではなく情熱やひととしての優しさを感じますね。

また、パルナサス役はクリストファー・プラマーさんが演じています。

そんな映画『Dr.パルナサスの鏡』は、なんとも摩訶不思議なストーリーでした。

パルナサスは、1000年も生きていると自称していて、これまで、娘のヴァレンティーナ、下僕のパーシー、団員のアントンといっしょに旅をしている博士。

さて、そんなパルナサスは、客を鏡の中に誘って、その人の欲望を見せるという、なんとも奇妙な見世物をしていました。

が、実は、パルナサスは、悪魔と、鏡の中で客を誘惑することで競っていたのです。

そして、悪魔から不老不死にしてもらったパルナサスは、ヴァレンティーナが16歳になったら悪魔にささげないといけない運命にあったのでした。

そんななか、トニー・シェパードという男性がみんなの仲間に入ることになるのですが

2.ヒース・レジャーのプロフィール

それでは、映画『Dr.パルナサスの鏡』で主人公のトニー・シェパード役を演じたヒース・レジャーさんのプロフィールを見ていきましょう。

ヒース・レジャーさんは、197944日、オーストラリアの出身です。

1999年に、映画『恋のからさわぎ』によって、ハリウッドデビュー。

2005年には、映画『ブロークバック・マウンテン』によって、アカデミー主演男優賞へノミネートされ、大ブレイクをはたしました。

が、そんななか、ヒース・レジャーさんは、2008122日、惜しまれつつも、まだ28歳という若さにもかかわらず、この世を去ってしまうことに。

しかしながら、ヒース・レジャーさんは、亡くなってから、代表作となった映画『ダークナイト』によって、アカデミー助演男優賞を受賞しています。

ほか、ヒース・レジャーさんがこれまでに出演してきた映画には、『トゥー・ハンズ 銃弾のY字路』、『ケリー・ザ・ギャング』、『キャンディ』などがありました。

3.ジョニー・デップたちのプロフィール

続いては、映画『Dr.パルナサスの鏡』で主人公のトニー・シェパード役を演じたヒース・レジャーさんの代役になった、ジョニー・デップさん、ジュード・ロウさん、コリン・ファレルさんのプロフィールも見ていきましょう。

ジョニー・デップさんは、196369日、アメリカの出身で、20208月現在の年齢は、57歳です。

映画では、『シザーハンズ』、『パイレーツ・オブ・カリビアン』、『チャーリーとチョコレート工場』などに出演しました。

ジュード・ロウさんは、19721229日、イギリスの出身で、20208月現在の年齢は、47歳です。

映画では、『シャーロック・ホームズ』、『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』、『キャプテン・マーベル』などに出演しました。

コリン・ファレルさんは、1976531日、アイルランドの出身で、20208月現在の年齢は、44歳です。

映画では、『マイノリティ・リポート』、『トータル・リコール』、『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』などに出演しました。

これだけキャリアがある俳優たちとはいえ、ヒース・レジャーさんの代役を務めあげたのはたいしたものですよね。

4.映画『Dr.パルナサスの鏡』でヒース・レジャーの代役を途中から演じたジョニー・デップ達の役どころ

映画『Dr.パルナサスの鏡』で主人公のトニー・シェパード役を演じたヒース・レジャーさんの代役になった、ジョニー・デップさん、ジュード・ロウさん、コリン・ファレルさんですが、実際の役どころはどんなものだったのでしょう。

みんな容貌が違うため、おなじ役を演じる、しかも3人で演じるのは、そうとうむずかしそうですが

実は、3人が演じていたのは、鏡の向こうのトニー・シェパード役。

ジョニー・デップさんは鏡の向こうのトニー・シェパード#1役、ジュード・ロウさんは鏡の向こうのトニー・シェパード#2役、コリン・ファレルさんは鏡の向こうのトニー・シェパード#3役だったのですね。

ヒース・レジャーさんは現実の世界のトニー・シェパード、3人は想像の世界でのトニー・シェパードを演じていたというわけです。

これで、1つの役を4人で演じた謎が解けましたが、本当にすばらしいチームワークでしょう。


映画『Dr.パルナサスの鏡』は、キャスト、スタッフの、なみなみならぬ努力の結晶だったのですね。

ヒース・レジャーの代役を見事に務めたジョニーデップとジュード・ロウ、コリン・ファレルの3人は、当時2歳だったヒースの娘マチルダに、出演料の全額を寄付したと言われています。

彼女はヒースが遺言書を書いた際にまだ生まれていなかったため、試算がもらえないことになってしまっていたからです。

まさに友情を貫いた形ですよね。

こうした一連の経緯に感動しない人はいないでしょう。

このことも踏まえたうえで、あらためて鑑賞してみたいものですね。

ヒース・レジャーさんのファンも、他の3人のファンも、この機会にご覧ください。

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