今回は、映画『レディプレイヤー1』を取り上げていきたいと思います。
スティーヴン・スピルバーグ監督作品で、オアシスというVR世界に現実逃避した人類を描くSFとなっています。
とても独特の世界観であるため、きっと、お楽しみいただけるのではないでしょうか。
さて、そんな映画『レディプレイヤー1』ですが、あの日本のアニメを代表するガンダムが出てくることがとても話題になっていました。
いったい、映画『レディプレイヤー1』にガンダムが出てくる理由とは、何だったのでしょうか。
ガンダムの登場時間、登場する経緯、出撃時の日本語名台詞とポーズも見ていきましょう。
目次
1.映画『レディプレイヤー1』のあらすじ
2045年、貧しい人類は、オアシスというVR世界へ現実逃避して暮らしています。
オアシスに行けは、好きなアバターになって、バトルに参加できるのでした。
そんななか、オアシス創始者のジェームズ・ドノヴァン・ハリデーの遺産をかけ、みんなは求められる3つの鍵を手に入れるべく、奮闘していきます。
両親を亡くして叔母に育てられているウェイド・オーウェン・ワッツは、パーシヴァルというアバターになっていますが、実は、遺産を狙ったIOI社がシクサーという敵をオアシスに送り込んでいました。
その後、ウェイド・オーウェン・ワッツは、アルテミスというアバターを救い、レースに勝利して、1つ目の鍵を手に入れます。
ウェイド・オーウェン・ワッツは、アルテミスに好意を寄せていくものの、ノーラン・ソレントに叔母を殺されてしまいました。
さらに、ウェイド・オーウェン・ワッツは、拉致されてしまって、サマンサ・イヴリン・クックという少女と出会いますが、実は、彼女はアルテミスだったのです。
こうしてウェイド・オーウェン・ワッツとサマンサ・イヴリン・クックは、遺産をめぐってたがいに協力していくことにするのでした。
2.映画『レディプレイヤー1』のキャスト
独特のストーリーになっていた、映画『レディプレイヤー1』。
一方で、そのキャストもチェックしておきましょう。
ともに主人公であるウェイド・オーウェン・ワッツ(パーシヴァル)役はタイ・シェリダンさん、サマンサ・イヴリン・クック(アルテミス)役はオリヴィア・クックさん。
メインキャストのジェームズ・ドノヴァン・ハリデー(アノラック)役はマーク・ライランスさん、ノーラン・ソレント役はベン・メンデルソーンさん。
ほか、ヘレン・ハリス(エイチ)役はリナ・ウェイスさん、アイロック役はT・J・ミラーさん、オグデン・モロー役はサイモン・ペグさん、ゾウ(ショウ)役はフィリップ・チャオさん、トシロウ(ダイトウ)役は森崎ウィンさん、フナーレ・ザンドー役はハナ・ジョン=カーメンさん、リック役はラルフ・アイネソンさん、アリス役はスーザン・リンチさん、レブ役はレティーシャ・ライトさん、カレン・アンダーウッド・モロー(キーラ)役はパーディタ・ウィークスさんとなっていました。
映画『レディプレイヤー1』は、彼らの演技も必見ですので、お見逃しなく。
3.映画『レディプレイヤー1』でガンダムが出る理由、登場時間や経緯
さて、映画『レディプレイヤー1』といえば、ガンダムが出てくるということも注目されていますが、その理由は何だったのでしょうか。
映画『レディプレイヤー1』には、1980年代の映画などへのオマージュがたくさん見られていて、そのなかには日本の文化もあったからなのですね。
ガンダムだけではなく、メカゴジラも出ていました。
劇中でのガンダムの登場時間は分かりませんが、登場する経緯は、ダイトウという日本人が、メカゴジラと戦うため、みずから変身していたのですね。
ダイトウは、メカゴジラを相手に苦戦しますが、最終的には、なんとかメカゴジラに勝つことができました。
なお、映画『レディプレイヤー1』は、ガンダムとメカゴジラが出ていたこともですが、よりによって、両者が対決していたことも、そうとうビックリさせられますよね。
結局、ガンダムとメカゴジラの対決の末、勝ったのはガンダムだったものの、メカゴジラファンの方も、ぜひ、寛大になっていただければと思います。
4.映画『レディプレイヤー1』でガンダムの出撃時の日本語名台詞とポーズ
このように、映画『レディプレイヤー1』にはガンダムが登場していたわけですが、出撃時の日本語名台詞も話題に。
それは、「俺はガンダムで行く」というもの。
実にかっこいいですね。
ファンには「満を持して」「最も信頼できる」というニュアンスを読み取る者もいたとか。
また、ガンダムは、そのポーズも注目されていました。
その理由は、Gフォートレス状態からモビルスーツ携帯へと変形した直後の「ZZ(ダブルゼータ)ガンダム」のポーズそのものだったからです。
初代ガンダムにZZのポーズをとらせるというのは、シリーズの中で海外で最も知名度の低いとされるZZを含めてガンダムを熟知している人間が作りましたよ、というアピールではないかと考えられています。
つまり日本人視聴者に対して制作側が送ったメッセージということでしょうか。
映画『レディプレイヤー1』は、ファンならずとも必見となるでしょう。
ということで、映画『レディプレイヤー1』について見てまいりました。
実にたくらみに満ちた作品で、興味は尽きませんね。
劇中には、ガンダムとメカゴジラのほか、まだまだオマージュがありますので、見逃さないようにしましょう。