映画『テネットTENET』が公開されることでも大変注目されている、クリストファー・ノーラン監督。
さて、そんなクリストファー・ノーラン監督といえば、過去、『メメント』、『ダークナイト』など、ハリウッド史に残る名作を多数、発表してきました。
ここでは、そんなクリストファー・ノーラン監督作品の中でも、評価が高い1作である映画『インターステラー』を取り上げていきたいと思います。
映画『インターステラー』で、ジョセフ・クーパーが娘の部屋と繋がった理由、そして、3つ目の星でアメリア・ブランドの恋人が死んだ理由とは、何だったというのでしょうか?
それではさっそく、ご覧ください。
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目次
1.映画『インターステラー』のあらすじ
環境の悪化によって、人類は絶滅してしまいかねない状況にありました。
そんななか、かつて宇宙飛行士として活躍していたジョセフ・クーパーは、息子のトム・クーパーや、娘のマーフィー・クーパーと暮らしていました。
さて、マーフィー・クーパーは、本棚から本がひとりでに落ちるという現象に遭遇していて、心霊現象だと思っていますが、ジョセフ・クーパーは、これがだれかからのメッセージだと気づきます。
その後、ジョセフ・クーパーとマーフィー・クーパーは、メッセージの謎を解き、ある施設に行きますが、知ってはいけないことを知ってしまい、捕まってしまうハメに。
やがて、ジョセフ・クーパーは、ジョン・ブランドと再会し、なくなったはずのNASAがふたたび活動を始め、ラザロ計画という、土星の近くに存在するワームホールを経由することによって、ほかの銀河に人類のためのあらたな住処を探すという計画を進めていたと知ることになるのです。
ジョセフ・クーパーは、ジョン・ブランドから、これに参加するよう、説得されることになりました。
結果、ジョセフ・クーパーはこれに参加することにしますが、マーフィー・クーパーからの理解は得られないまま、旅立つ日がやって来てしまうのです。
2.映画『インターステラー』のネタバレ
宇宙に旅立ったジョセフ・クーパーは、土星に着陸しますが、ワームホールに吸い込まれてしまいました。
その後、ジョセフ・クーパーは、眠りから覚醒をはたします。
そこは、土星の軌道の上に建造されていた、スペースコロニー内の病室だったのでした。
スペースコロニーの名称は「クーパー・ステーション」。
なんと、マーフィー・クーパーの尽力によって、スペースコロニーが建造され、人類は助かっていたのです。
クーパー・ステーションでは、マーフィー・クーパーの貢献を顕彰して、マーフィー・クーパーの地球での家が再現されていました。
その後、ジョセフ・クーパーは、マーフィー・クーパーや、その子供、孫たちと再会することになります。
マーフィー・クーパーはすっかり老女となっていました。
ジョセフ・クーパーは、マーフィー・クーパーから、ジョン・ブランドの娘のアメリア・ブランドを探すように言われ、クーパー・ステーションを出発することにします。
3.映画『インターステラー』でクーパーが娘の部屋と繋がった理由
さて、このような映画『インターステラー』。
劇中の謎の1つとして、ジョセフ・クーパーが、マーフィー・クーパーの部屋と繋がったことが注目されているのですが、その理由とは、どういうものだったのでしょうか。
これは、未来人たちが、ジョセフ・クーパーに、マーフィー・クーパーと、時間や空間を越えて交信させるために、4次元空間を作ったからでした。
このようなことをして、ジョセフ・クーパーにマーフィー・クーパへのデータ送信をさせないと、コロニーが建造できず、結果的に人類が存続できないからなのでした。
未来人たちにとっては、自分たちを守るための措置だったということですね。
4.映画『インターステラー』で3つ目の星でアメリアの恋人が死んだ理由
このように、映画『インターステラー』において、ジョセフ・クーパーがマーフィー・クーパーの部屋と繋がった理由とは、けっこう、意外な感じのものだったのでした。
続いては、そんな映画『インターステラー』において、3つ目の星でアメリア・ブランドの恋人が死んだ理由についても、見ていきましょう。
3つ目の星は本来、人類が居住できるような星だっただけに、アメリア・ブランドの恋人が死んでしまった理由を、疑問に感じる方も少なくなかったようですが?
アメリア・ブランドの恋人は、データを送信した後に死んでしまいました。
この理由は、小説版では、冬眠していたところ、落石によって死んでしまったとされていたとのこと。
なんともやりきれないような理由だったようですね。
以上、今回は、映画『インターステラー』をご紹介してきました。
ただの宇宙を舞台にしたSFとは違う、壮大なスケールの親子のドラマだったようですね。
クリストファー・ノーラン監督のファンならずとも、これはぜひ、鑑賞してみてはいかがでしょうか。