今回は、2020年に公開されたアニメ映画『えんとつ町のプペル』の話題を、いろいろとお届けしていきたいと思います。
えんとつばかりになっていて、町中が煙まみれという町が舞台になっているという、あまりにも斬新なストーリーの作品なのでした。
さて、そんなアニメ映画『えんとつ町のプペル』は、もともとは絵本で、その作者である西野亮廣さんが、監督、製作総指揮、脚本を兼任したという、スタッフも異色の作品。
そこで、ここでは、アニメ映画『えんとつ町のプペル』について、おもしろいのかつまらないのかや、西野亮廣さんのファン以外の目線での感想を、見ていくことにしましょう。
1.『えんとつ町のプペル』のキャスト
まずは、アニメ映画『えんとつ町のプペル』のキャストを見ていきましょう。
アニメ映画『えんとつ町のプペル』で、主人公のプペル役を演じたのは、窪田正孝さんです。
そしてルビッチ役を演じたのは、芦田愛菜さん。
窪田正孝さんは、1988年8月6日、神奈川県の出身で、2021年1月現在の年齢は、32歳となっています。
これまでに映画では、『僕の初恋をキミに捧ぐ』、『ガチバンMAX』、『劇場版 私立バカレア高校』、『カノジョは嘘を愛しすぎてる』、『闇金ウシジマくんPart2』、『64 –ロクヨン–』、『HiGH&LOW THE MOVIE』、『THE LAST COP/ラストコップ』、『東京喰種トーキョーグール』、『Diner ダイナー』、『初恋』などに出演してきました。
芦田愛菜さんは、2004年6月23日、兵庫県の出身で、2021年1月現在の年齢は、16歳となっています。
これまでに映画では、『告白』、『犬とあなたの物語 いぬのえいが』、『阪急電車 片道15分の奇跡』、『うさぎドロップ』、『のぼうの城』、『パシフィック・リム』、『くじけないで』、『星の子』などに出演してきました。
ほか、ブルーノ役は立川志の輔さん、ローラ役は小池栄子さん、スコップ役は藤森慎吾さん、レター15世役は野間口徹さん、アントニオ役は伊藤沙莉さん、トシアキ役は宮根誠司さん、デニス役は大平祥生さん、スーさん役は飯尾和樹さん、アイパッチ役は山内圭哉さん、ダン役は國村隼さんが演じていました。
2.『えんとつ町のプペル』のあらすじ
その町は、いたるところに煙突があふれていて、町中が煙で埋め尽くされていました。
そして町に住んでいる人々は、煙の先に存在するものすら知らないのでした。
もっとも、えんとつ掃除を生業にしているルビッチは、きっと星があると信じていたのです。
さて、ルビッチは、ハロウィンの日、ゴミ人間と出会って、彼にプペルという名前を付けました。
こうしてルビッチとプペルは友達になったのです。
その後、ルビッチは、プペルに、煙の先に星があると信じていると話したのでした。
ところが、プペルは星のことを人にしゃべってしまって、このことがキッカケで、異端審問官によってマークされてしまいます。
ルビッチも、そんなプペルとおなじく、異端審問官に狙われてしまいました。
さて、そんななか、海から大きな船が登場し、その船は、亡くなったルビッチの父親のブルーノの紙芝居にあった絵と酷似していたのです。
ルビッチとプペルは、やがて、船で星を見に旅することに決めました。
こうしてルビッチとプペルは、異端審問官に追われ続けるものの、星を求めていくのです。
3.『えんとつ町のプペル』は面白いのかつまらないのか
さて、このようなあらすじだった、アニメ映画『えんとつ町のプペル』。
はたして、おもしろいのか、つまらないのか、どう評価すべきなのでしょうか。
アニメ映画では、この手の冒険譚はよくあるものです。
しかし、アニメ映画『えんとつ町のプペル』は、とても寓意に満ちた傑作だと思いましたね。
星を覆う煙、星をみんなが知らないことは、社会的なタブー、それに迎合する大衆への皮肉に思えなくもありません。
これぞ、大人でも鑑賞に足りる作品なのではないでしょうか。
日本アカデミー賞優秀アニメーション作品賞を受賞していることからも、それは明らかだと思います。
4.『えんとつ町のプペル』の西野ファン以外目線の感想
アニメ映画『えんとつ町のプペル』で、原作の絵本から、監督、製作総指揮、脚本までを担当していた、西野亮廣さん。
そんな西野亮廣さんのファン以外の目線では、アニメ映画『えんとつ町のプペル』への感想はどうなっていたのでしょうか。
アニメ映画『えんとつ町のプペル』は、もちろん、西野亮廣さんのファンはおろか、それ以外からも評価されていました。
プペルの「ゴミ人間」という設定もショッキングですし、ひと味違った作風だからでしょう。
ルビッチとプペルの異端審問官からの逃亡というサスペンスフルな展開にも惹かれますしね。
評価がさらに高まっていくことを願いたいと思います。
アニメ映画『えんとつ町のプペル』は、既成のアニメ映画とは異なり、哲学的な作品でした。
こういう作品を待っていたという人も多いのではないでしょうか。
キャストも名優がそろっているだけに、その独自の世界観に浸ってみましょう。