ホラー映画

超擬態人間(映画)のキャストやあらすじと評価から試写の感想まで徹底調査

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映画『超擬態人間』は、20201030日公開のホラー映画です。

藤井秀剛監督作品で、ブリュッセル国際ファンタスティック映画祭アジア部門グランプリを受賞したという問題作でした。

ホラー映画なのですが、異様なタイトルからもお分かりのとおり、なんとも風変わりな作品で、独特としかいいようがない感じですから、関心は高まるばかり。

そこで、そんな映画『超擬態人間』とは、はたして、どのような作品なのか、キャストの顔ぶれやあらすじを確認してまいりましょう。

ここでは、映画『超擬態人間』の評価、試写の感想もピックアップしていきますので、ご覧ください。

1.映画『超擬態人間』のキャスト

映画『超擬態人間』に出演するキャストは、丸山風摩役が杉山樹志さん、佐竹徹役が望月智弥さん、元川益暢役が田中大貴さん、元川佐久羅役が河野仁美さん、新開真里役が坂井貴子さん、光武蔵人役が桂弘さん、永田絵麻役が宮下純さん、丸山英之役が越智貴広さん、狂乱男役が安井大貴さんとなっていました。

杉山樹志さんは、映画では『土竜の唄』、『ホットロード』などに出演しています。

しかし、残念ながら、映画『超擬態人間』の撮影中に亡くなりました。

望月智弥さんは、映画では『愛を積む人』、『ホットロード』などに出演しています。

映画『超擬態人間』では、美術も担当していました。

田中大貴さんは、映画では『狂覗』などに出演しています。

歌手デビューでも話題になっていました。

河野仁美さんは、元職は美容師で、映画『超擬態人間』では、メイクも担当しています。

坂井貴子さんは、映画『超擬態人間』では、ラインプロデューサーも担当しています。

桂弘さんは、映画では『狂覗』などに出演しています。

宮下純さんは、女優のほか、特殊メイクアーティストとしても活躍しています。

越智貴広さんは、ドラマ『キッズ・ウォー』などで子役として活躍してきた経歴を持つ俳優です。

安井大貴さんは、かつては暴走族の総長だったという、めずらしい経歴の持ち主です。

あまりにも個性的なキャストが集結している映画『超擬態人間』が気になって仕方がありません。

2.映画『超擬態人間』のあらすじ

丸山風摩は、どういうわけなのか、森の中のベッドで眠っていました。

丸山風摩が息子を呼ぶと、不思議と息子が現れるものの、ここかどこなのか答えないため、息子を殴ってしまいます。

一方で、新郎新婦、新婦の父親、案内役の女性が結婚式場に向かっていました。

ところが、みんなの車は山中に入り込み、結婚式場に向かっているとは思えないのでした。

おまけに車にトラブルが起こって、みんなは民家に助けを求めます。

しかし、そんななか、みんなは謎の男に襲われ、彼を捕らえますが、今度はなぜか案内役の女性がみんなを襲い始めました。

ここで、やはり車は、最初から結婚式場になど向かっていなかったということが分かります。

さて、一方の丸山風摩も、謎の男と戦うハメになり、民家のそばに逃げてきました。

そんな丸山風摩の正体は、なんと死刑囚だったのです。

丸山風摩は、自分自身、父親から虐待されていたため、おなじように息子に暴力をふるってしまっていたのでした。

やがて、みんなと丸山風摩は、あらためて謎の男と対決することになるのです。

3.映画『超擬態人間』の評価

映画『超擬態人間』は、一見、なかなか意味が分からないような作風ながら、どんどん話が進んでいくにしたがって、全体が一本の線に収れんされていくタイプの作品のようですね。

ホラー、サスペンス、不条理、バトルアクションなど、多数の要素から成り立っており、どういった層の観客であっても、それなりに楽しむことができるのではないでしょうか。

それにしましても、全編を通して登場する謎の男が実に不気味で仕方がありませんね。

はたして、みんなと謎の男の対決の行方はどうなるのでしょうか。

いわゆるカルト映画だけに、まったく予想もできませんから、絶対に劇場に鑑賞に行きましょう。

評価は高く、ブリュッセルの国際ファンタスティック映画祭2019アジア部門で最優秀を受賞しています。

その他にも、韓国プチョンの国際ファンタスティック映画祭2019のForbidden Zone部門、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2019のオフシアターコンペティション部門、オランダのカメラジャパンフェスティバル2019、ドイツのOBSCURA映画祭2019、アルゼンチンのロホサングレ映画祭2019で正式招待上映されていました。

4.映画『超擬態人間』の試写の感想

映画『超擬態人間』は試写会も行われていました。

レビューを見てみましたが、評価は上々のようですね。

ホラー映画だけに残虐な描写も少なくなく、そういう耐性がない観客には不向きなものの、笑える部分もあると評されていたのが特徴。

劇中で描かれる児童虐待に関する言及も目立っていました。

構造はB級ホラーなのに、なかなか内容は濃くなっているようですので、ますます好奇心を抑えるのが難しくなっていきそうですね。

映画『超擬態人間』は、ただのホラー映画ではなく、新感覚の作品といえそうです。

キャストの1人である杉山樹志さんの遺作でもありますので、いろんな意味において必見といえるのではないでしょうか。

20201030日には、映画『超擬態人間』を鑑賞して、恐怖のどん底に落ちてみましょう。

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