『実りゆく』が、2020年10月9日公開の映画です。
くわしくは後でご説明しますが、映画『実りゆく』は、実に、興味深い制作経緯だったのでした。
それでは、映画『実りゆく』とは、いったい、どういう作品だったのか、見ていきましょう。
また、ここでは、映画『実りゆく』のキャストはどういう人々だったのか、あらすじはどういう展開だったのか、ご紹介していきたいと思います。
さらに、映画『実りゆく』の未完成映画予告編も話題になっていましたから、こちらの動画も調べてみました。
それでは、これから1つ1つ、チェックしていきましょう。
1.映画『実りゆく』のキャスト
映画『実りゆく』は、実にバラエティー豊かなキャストになっていました。
まんじゅう大帝国の竹内一希さん、田中永真さん、日本エレキテル連合の橋本小雪さん、爆笑問題の田中裕二さん、太田光さんなどといった、お笑い芸人。
さらに、田中要次さん、三浦貴大さん、鉢嶺杏奈さん、小野真弓さん、島田秀平さん、山本學さんなどだったのです。
まんじゅう大帝国は、竹内一希さん、田中永真さんからなる、お笑いコンビ。
竹内一希さんは、1994年4月27日、東京都の出身で、2020年9月現在の年齢は、26歳。
田中永真さんは、1993年3月30日、北海道の出身で、2020年9月現在の年齢は、27歳。
そんなまんじゅう大帝国は、2016年に結成されました。
その後、M-1グランプリ2019で3回戦に進出、マイナビ Laughter Night グランドチャンピオン大会2019で決勝進出、Cygames THE MANZAI マスターズ2019でプレマスターズ出場など、実力を発揮。
2018年には、ウェブCMの「ネタ帳」が、Brain Online Video Awardで審査員特別賞と協賛企業賞を受賞するなど、才能を発揮していったのです。
これまでに出演してきたテレビ番組は、『にちようチャップリン』、『ウルトラマンR/B』、『ゆく時代くる時代~平成最後の日スペシャル~』、『FNS27時間テレビ にほんのスポーツは強いっ!』、『爆笑ヒットパレード』などとなっています。
このように、映画『実りゆく』はにぎやかなキャストがそろっていましたので、とても期待することができるでしょう。
続いては、映画『実りゆく』のあらすじに移りたいと思います。
2.映画『実りゆく』のあらすじ
実は、長野県のりんご農家に、後取り息子として生まれました。
そんな実は、母親が亡くなり、父親とともに、家業である農園で働いてきたのです。
ところが、実は、その一方で、週末は、東京へ行って、お笑いライブに出ていました。
吃音を抱えていた実だったものの、お笑い芸人をやっているときだけは、不思議とちゃんと話すことができたのです。
そのため、実は、りんご農家をしているものの、お笑い芸人への熱意が高まっていました。
ところが、実は、りんご農家を継ぐ宿命にあり、25歳を迎える年に、りんごの神様にあいさつをするという儀式をしなければいけません。
しかも、実がその儀式をしないといけない日は、たまたま、お笑い芸人の登竜門的な大会といっしょだったのです。
こうして、実は、お笑い芸人、りんご農家のどちらを取るのか、決断を迫られていくことになるのでした。
映画『実りゆく』は、このように、お笑いと農業という、一見、まったく関係がないようなテーマだけに、興味は尽きませんね。
次では、そんな映画『実りゆく』の制作経緯をご覧ください。
3.映画『実りゆく』の制作経緯
このようなあらすじだった映画『実りゆく』が制作された経緯は、とてもめずらしいものだったのでした。
物語のモチーフとなったのは、お笑いと農業の両立を図っている、松尾アトム前派出所さん。
映画『実りゆく』は、八木順一朗監督が異なった番組の撮影のため、たまたま、そんな松尾アトム前派出所さんのりんご農園にやって来たことがキッカケで、生まれたのでした。
八木順一朗監督は、りんごの美しさ、そしてアルプス山脈のようすにすっかり感銘を受けて、当地で映画を撮ろうと思ったというのです。
あまり聞かないような映画の制作経緯だといえるでしょう。
しかし、それだけに、むしろ、映画『実りゆく』に対する興味は、ますます高まっていくことになりそうですね。
4.映画『実りゆく』の未完成映画予告編の動画が良すぎた
映画『実りゆく』は、あらすじも、制作経緯も、独特のものでした。
一方、未完成映画予告編の動画も、評判になっていたのです。
映画『実りゆく』は、もともとは『実りゆく長野』というタイトルで、3分以内の予告編のコンテストである、未完成映画予告編大賞で、堤幸彦賞を受賞していたのですね。
ちなみに、主演した竹内一希さんはMI-CAN男優賞を受賞しました。
そんな映画『実りゆく』を絶対に見逃さないようにしましょう。
『実りゆく』はふつうの映画とは異なって、さまざまな見方ができる作品だといえるでしょう。
とくに、地元の長野県の方は、ぜひ、鑑賞してみてはいかがでしょうか。
きっと、あらたな発見があるのではないかと思いますよ。