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映画「ロマンスドール」がR指定ではなかった理由|キャストやあらすじと見た感想を調査

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今回は、映画『ロマンスドール』について、ご紹介していきたいと思います。

こちらは、ジャンル的にはラブストーリーではあるものの、異色としか言いようがない作品なのでした。

きっと、ご覧になったら、いつまでも記憶に残る映画になること、間違いありません。

そこで、そんな映画『ロマンスドール』のキャストはどんな感じなのか、あらすじはどういうものなのかをチェックしていきたいと思います。

映画『ロマンスドール』を観てみた感想についても、ご覧ください。

ちなみに、映画『ロマンスドール』は、けっこう性的な内容だったにもかかわらず、R指定ではなかったことも話題でしたので、その理由も探ってみました。

1.映画『ロマンスドール』とは?R指定ではなかった理由は?

映画『ロマンスドール』は、タナダユキさんの同名小説が原作で、タナダユキさん自身が監督して2020124日に映画化されました。

おおまかな内容は、なんと、ラブドール職人の男性とその嫁を描いていくというものだったのですね。

さて、そんな映画『ロマンスドール』は、前述のようなストーリーのため、過激な描写もありました。

にもかかわらず、R指定ではなく、PG-12指定だったのですが、その理由は何だったのでしょうか?

それは、主人公の北村哲雄の嫁で、ラブドールのモデルである園子の胸があらわにならないことが原因だとみられます。

されに、原作にはあった浮気相手「ひろ子」との生々しい性描写がいっさいなかったのでした。

より幅広い層に見て欲しいという制作側の狙いは理解できるものの、作品のキモとも言える生々しさが犠牲となった感はあります。

ラブドール自体が微妙なため、それでもPG-12指定はすごいことだと思いますけどね。

2.映画『ロマンスドール』のキャスト

映画『ロマンスドール』のキャストのほうも見てまいりましょう。

メインキャストは、北村哲雄役は高橋一生さん、北村園子役は蒼井優さんです。

それから、両角役は浜野謙太さん、ひろ子役は三浦透子さん、原田役は大倉孝二さん、久保田薫役はピエール瀧さん、田代まりあ役は渡辺えりさん、相川金次役はきたろうさんが演じていました。

高橋一生さんは、1980129日、東京都の出身で、20213月現在の年齢は、40歳となっています。

これまでに映画では、『リリイ・シュシュのすべて』、『世界の中心で、愛をさけぶ』、『シン・ゴジラ』、『3月のライオン』、『THE LIMIT OF SLEEPING BEAUTY-リミット・オブ・スリーピング ビューティ』、『嘘を愛する女』、『空飛ぶタイヤ』、『億男』、『九月の恋と出会うまで』、『ロマンスドール』などに出演してきました。

蒼井優さんは、1980129日、福岡県の出身で、20213月現在の年齢は、40歳となっています。

これまでに映画では、『リリイ・シュシュのすべて』、『害虫』、『花とアリス』、『フラガール』、『百万円と苦虫女』、『アズミ・ハルコは行方不明』、『彼女がその名を知らない鳥たち』、『長いお別れ』、『宮本から君へ』、『ロマンスドール』などに出演してきました。

ご覧のとおり、映画『ロマンスドール』は、大変すばらしいキャストに恵まれたことによって、安定感のある作品に仕上がったといえるのではないでしょうか。

3.映画『ロマンスドール』のあらすじ

北村哲雄は、ラブドール工場で働くことになります。

相川金次とともに、さまざまなラブドールを作っていく北村哲雄でしたが、社長の久保田薫は、なかなか認めてくれません。

やがて相川金次は、人間をモデルにラブドールを作ることに決め、医療用の人工乳房のモデルだと偽って、募集をかけ、その結果、園子がやって来ました。

女性と縁がなかった北村哲雄は、彼女の乳房を触ったこともあって、すっかり園子にほれ込み、告白して、2人は交際に発展します。

さて、園子の協力で完成したラブドールは売れ行きがよく、北村哲雄は順調に働いていきました。

そして北村哲雄と園子は結婚しますが、北村哲雄は、自分の仕事を嫁に言えず、悶々としていくことに。

その後、相川金次が亡くなり、北村哲雄は両角と組むことになります。

ところが、両角はラブドール工場の企業秘密を盗んでしまい、北村哲雄は園子との関係も微妙になってしまうのでした。

そして園子は父親の健康を理由に実家に帰省するという内容の手紙を残し、いなくなりますが、実はウソだったと判明します。

北村哲雄はひろ子という女性と関係を持ってしまいますが、その後、帰宅した園子の話から、実はガンで、外出したのも検査入院のためだったという事実が判明したのでした。

4.映画『ロマンスドール』を見た感想

映画『ロマンスドール』は、独特としかいいようのない作品でした。

だいたい、「ロマンスドール」というタイトル自体が秀逸でしょう。

「ラブドール」では、ストレートすぎますからね。

映画『ロマンスドール』は、ふつうのラブストーリーとは異なるものの、余韻はとても印象的です。

苦手意識を持たず、ぜひ、鑑賞していただきたいと思いますね。

このように、斬新な作品だった、映画『ロマンスドール』。

もっとも、ふつうのラブストーリー以上にシリアスな一面もありますから、観る意義は大きいといえます。

ご覧になっていない方は、この機会に押さえておきましょう。

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