1993年に公開された映画『ボーイズライフ』をご紹介していきたいと思います。
まだ世界的な大スターになっていなかったころのレオナルド・ディカプリオさんが主演していたという、とてもフレッシュな作品なのでした。
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そんな映画『ボーイズライフ』は、作家で学者のトバイアス・ウルフ(トビー・ウルフ)さんの青年時代を描いた自伝的小説が原作というところも、話題になっていくことに。
このように、実話だったということもありますので、映画『ボーイズライフ』のあらすじ、ネタバレがとても気になって仕方がありません。
そこでさっそく、これらをチェックしていくことにしましょう。
また、映画『ボーイズライフ』の評価や、トビー・ウルフさんと、トビー・ウルフ役の当時のレオナルド・ディカプリオさんの年齢の比較も、していきたいと思います。
1.映画『ボーイズライフ』のあらすじ
1957年、トビー・ウルフは、母親のキャロラインといっしょに、移住することになります。
暴力をふるう男・ロイからキャロラインが逃げるためでした。
もっとも、トビー・ウルフは不良だったため、あらたに入った学校で問題を繰り返していき、その都度、キャロラインは呼び出しを食らってしまいます。
ところが、トビー・ウルフとキャロラインのもとに、あのロイが現れてしまいました。
トビー・ウルフは、ロイから銃をもらったため、単純に喜びます。
また、キャロラインは、またしてもロイとずるずると関係してしまうのでした。
やがてキャロラインは、トビー・ウルフとともに、またしてもロイから逃げるために、別の土地へ向かうことに。
もっとも、トビー・ウルフの素行の悪さはあいかわらずで、問題はとどまるところを知りません。
さて、キャロラインは今度は、ロイとは違う、まともそうなドワイトという男と交際するようになりました。
キャロラインは、トビー・ウルフに問題が絶えないこともあったので、彼を当面、ドワイトに任せることに決めます。
そしてキャロラインはドワイトと再婚しましたが、ドワイトも次第に問題がある男だったということが明らかになって来ました。
ドワイトは、トビー・ウルフのバイト代を取ってしまったのです。
そんなこんなで、キャロラインは、ドワイトから心が離れていき、アーサー・ゲイルという男に惹かれていきますが、ドワイトはとうとう、かつてのロイのように、彼女への暴力に走り出すのでした。
2.映画『ボーイズライフ』のネタバレ実話
トビー・ウルフは、次第に嫌気がさしてきて、住んでいる町から逃げ出そうと考えていきます。
そしてトビー・ウルフは、アーサー・ゲイルに向かって、自分の成績表を学校から盗んでくるよう、依頼したのです。
入学志望の学校への願書を提出するためでした。
正直、気が引けたアーサー・ゲイルだったものの、結局、最終的にはトビー・ウルフの言うことを聞いてしまいます。
トビー・ウルフはその結果、自身の成績を改ざんし、デタラメな願書をでっちあげ、志望校に入学できることに決まったのです。
ところが、ドワイトの暴力は続き、キャロラインは、トビー・ウルフといっしょにようやく逃げ出しました。
その後、トビー・ウルフは、キャロラインと離れることになり、志望校に無事、進学。
やがて作家デビューをはたし、大学教授にまでなったのです。
3.映画『ボーイズライフ』の評価
ここまで映画『ボーイズライフ』のあらすじ、ネタバレを見てきました。
それにしましても、事実は小説よりも奇なりとしかいいようがありませんよね。
トビー・ウルフもなかなかのワルですが、その周辺の男も、アーサー・ゲイル以外、ことごとく悪人ばかりということがおどろきです。
フィクションでもすごいのに、実話ときたものですから、なんとも言えません。
ましてや、そのアーサー・ゲイルですら、トビー・ウルフの不正入学の片棒を担いでしまうわけですから、もはや、まともな男は1人もいないといってもいいでしょう。
そして、極めつけは、トビー・ウルフが、そのまま進学して、学者になっていくというオチです。
元ネタが実話という作品は数知れずですが、ここまでぶっ飛んだ話は多くありません。
未見の方は、一度、観てみてはいかがでしょうか。
4.映画『ボーイズライフ』のトビーと当時のディカプリオの年齢
さて、映画『ボーイズライフ』の主人公のトビー・ウルフさんの劇中での年齢と、本作公開時の、彼を演じたレオナルド・ディカプリオさんの年齢は、それぞれ、どうなっていたのでしょうか。
トビー・ウルフさんは、1945年生まれ。
レオナルド・ディカプリオさんは、1974年生まれでした。
映画『ボーイズライフ』が公開されたのは1993年ですから、当時のレオナルド・ディカプリオさんは19歳です。
映画では、年齢が忠実になっていないケースも散見されますが、本作においては、ほぼ一致していたといっていいでしょう。
映画『ボーイズライフ』は、予想の斜め上を行く展開におどろかされる作品でしたね。
これが実話がネタとは、とても思えません。
とはいっても、レオナルド・ディカプリオさんだけではなく、トビー・ウルフさんの活躍も期待しましょう。